機内持ち込み vs 預け入れ|あなたの旅に合うのはどっち?

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更新日: 2025.11.17

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飛行機に乗るたびに、ふと迷うのがーー「荷物は機内に持ち込むべきか、それとも預けるべきか?」
という悩みです。

 

急ぎの出張のときは手荷物だけでサッと抜けたいし、長めの旅行のときは荷物を預けて身軽に歩きたい。

実はどちらを選ぶのかは、「旅のスタイル・荷物量・航空会社・当日の動き方」

この4つで大きく変わります。

 

この記事では、

迷いポイントをひとつずつほどきながらあなたにとって最もラクで、お得な選び方をガイドします。

目次

一、まずは結論:どちらを選ぶかは旅のスタイルで変わる

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旅の荷物問題って、いつも最後まで悩ませてきますよね。
「少なくしたいけど不安」「重いけど預けたほうが楽かも」
そんな気持ちの間を行ったり来たりする──

旅前にありがちな「行きつ戻りつ」を、まずはシンプルに整理しましょう。

 

結論はこうです。

  • 短期・身軽・スピード重視 → 機内持ち込みが得
  • 中〜長期・荷物が多い・買い物予定 → 預け入れが得

どちらが有利かは、荷物量や旅の目的で自然に決まります。
ここからは、それぞれの特徴をもう少し深く見ていきます。

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二、機内持ち込みのメリット・デメリット

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空港に着いてすぐ動けるのは、機内持ち込みの大きな魅力。
一方で、「全部を手元に持つ」というスタイルは、ちょっとした工夫や割り切りも必要になります。
まずは、軽やかに動ける「身軽旅」のメリット・デメリットを見ていきましょう。

目次

1.機内持ち込みのメリット

1. 到着後すぐ行動できる(待ち時間ゼロ)

 預け荷物のターンテーブルを待つ時間がないので、
 乗り継ぎ・出張・タイトなスケジュール に強い。
 特に国内線は、降りて5分で外に出られることも。

2. 破損・紛失リスクがほぼない

 自分の目の届く範囲にあるため、PC・カメラ・精密機器 の持ち運びが安心。
 海外旅行での紛失リスク回避にも効果的。

3. 荷物が少ないほど旅が軽くなる

 空港内の移動や、到着後の電車・バス移動もスムーズ。
 とくに階段や混雑路線ではストレスが激減。

4. 追加料金が必要ない(LCC対策に◎)

 LCCの多くは預け入れに料金がかかるため、
 機内持ち込みで収めれば往復で数千円の節約になる場合も。

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2.機内持ち込みのデメリット

1. サイズ・重量制限が厳しい

 一般的に3辺合計115cm以内/7〜10kg前後
 服がかさばる冬や、ガジェットが多い人には難易度が高い。

2. 液体制限がネックになる

 100ml以上の液体やジェルは不可。
 スキンケアや化粧品が多い人は少し不便。

3. 機内での収納スペース争いがある

 満席便では上の棚が早く埋まるため、
 後から乗ると遠い席に置く羽目になったり、足元が狭くなることも。

4. 移動中は常に「手荷物と一緒」

 トイレに行くとき、空港で食事をするとき──

 大きめの荷物をずっと手元に置くストレスもある。

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三、預け入れ荷物のメリット・デメリット

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「身軽さ」を選ぶか、「自由度」を選ぶか。
預け入れは、旅の快適さをぐっと広げてくれる選択肢です。
ただし、空港で少しだけ「待つ時間」もセット。
その小さな手間をどう捉えるかで評価が分かれます。

目次

1.預け入れのメリット

1. 持ち込み制限ほぼなし(液体もOK)

 100ml制限もなく、化粧品・シャンプー・香水も自由。
 冬服やブーツなど、かさばる荷物を安心して持っていける

2. 空港内の移動が圧倒的にラク

 手ぶらで保安検査 → 手ぶらで搭乗 → 手ぶらで歩ける。
 子連れ・高齢者同行・荷物の多い旅に特に向く。

3. 大容量で「旅の自由度」が増える

 旅行先で服を買ったり、お土産を詰めたり、
 「持って帰れるか心配」という不安が減る。

4. 費用をかけずに快適化できる(ANA/JALは無料)

 国内線なら無料、国際線でも1個無料が一般的。
 LCCでも事前予約すれば低コストで済むことが多い。

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2.預け入れのデメリット

1. 受取に時間がかかる

 到着後 10〜20分 待つことがある。
 急ぎの予定があるときは合わない。

2. 破損・遅延・紛失のリスク

 大切なもの(PC・カメラ・精密機器)は入れられない。
 特に海外の空港では取り扱いが荒いケースも。

3. 重量オーバー料金が発生する場合がある

 23kg(国際線)や20kg(LCC)などを超えると課金。
 冬の長期旅行は注意が必要。

4. チェックイン時に「作業が1つ増える」

 混雑時間帯は預ける列が長くなり、
 搭乗前に少しだけ時間が必要。

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四、旅の目的 × シーン別で見る 「どちらを選ぶ」

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旅にはいろいろな顔がありますよね。
仕事で急いで動きたい日もあれば、家族とゆっくり移動する日もある。

 

だからこそ、「あなたの旅がどんな旅なのか」そこから逆算するのが、

いちばん確実な選び方です。

ここでは、リアルな旅のシーン別に「どちらを選ぶか」を分かりやすくまとめました。

目次

1.1〜2泊の短期旅行 → 機内持ち込みが断然お得

短い旅ほど、身軽さが旅の快適さを左右します。

・機内持ち込みが向いている理由

  • 荷物が少ないので7kg以内に収まりやすい
  • 到着後すぐに動ける(預け入れ待ちゼロ)
  • 帰りの荷物もそこまで増えない

特に都市部のホテルを移動しながら旅する場合、「持ってきて良かった…!」と感じる場面が多いです。

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2.冬の旅行・長期滞在 → 預け入れが圧倒的に楽

冬はコート・ニット・厚手インナー……どう頑張っても荷物がかさばります。

・預け入れが向いている理由

  • 冬服だけで7kgを超えがち
  • ブーツ・保湿アイテムも重くて嵩張る
  • 圧縮袋を使うとさらに重量が増えやすい

「無理に持ち込みにしようとして、結局当日追加料金になった」
そんな人を何度も見てきました。
冬の旅は最初から預け入れを選ぶのが正解です。

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3.子連れ・ファミリー旅行 → 預け入れが快適で安全

子どもと一緒の旅は、荷物の量よりも 「手を空けること」 が大事。

・預け入れが向いている理由

  • 手をつないで移動しやすい
  • ベビーカーやマザーズバッグは持ち込み枠を圧迫する
  • おむつ・着替え・ブランケットなど荷物が増えやすい

空港で右往左往しなくて済むので、到着までのストレスがぐっと減ります。

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4.出張(PC・資料が重い) → 基本は持ち込み、荷物次第で併用

ビジネス出張は、
「機内で仕事ができる」「PCが手元にある安心感」が大きなポイントになります。

 

・機内持ち込みが向いている理由

  • PCや資料は預けるより手元が安心
  • 到着後すぐ移動して会議…という場合もスムーズ
  • 間違って壊される心配がない

ただし、スーツ・ワイシャツ・靴などの出張スタイル が増えると預け入れのほうが楽。
2〜3泊なら併用スタイルが最も快適です。

 

・持ち込み:PC・充電・資料
・預け入れ:服・洗面用品

この組み合わせが最強です。

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5.海外旅行 → 預け入れが基本(液体ルールを考慮)

海外では、液体系のルールが日本より厳しいことも多いです。

・預け入れが向いている理由

  • 100ml以上の液体物が持ち込めない
  • 海外でのお土産が必ず増える
  • 保安検査が長いため大きな荷物は邪魔

特にアジア・欧州などでは、「水ですら没収される」ケースが珍しくありません。
海外旅は “預け入れ前提” で計画したほうがトラブルを避けられます。

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6.買い物・アウトレット目的の旅 → 預け入れがマスト

ショッピング旅は、帰りのことを考えて動くと失敗しません。

・預け入れが向いている理由

  • 買ったものが壊れない
  • 箱のまま入れやすい
  • 追加料金より最初から預け入れの方が安いことが多い

「帰りに荷物が増える旅」は、迷うことなく預け入れ一択です。

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まとめ

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旅のスタイルが違えば、「機内持ち込みが得な人」と「預け入れが得な人」は自然と分かれていきます。

 

早く動きたい、身軽でいたい、直行したい──そんな旅には機内持ち込みが力を発揮します。

一方で、冬物が多い旅や長期滞在、家族旅行では預け入れの安心感が心強い味方になります。

 

どちらが正解というよりも、「その旅に合った自由さを選ぶこと」が、いちばん快適。
次の旅支度が、少しだけ軽く、少しだけワクワクする時間になりますように。

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FAQ(よくある質問)

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Q1. 機内持ち込みと預け入れ、どちらが安いの?

A1:基本的には、機内持ち込みのほうが安く済みます。
特に LCC は預け入れ料金が別途かかるため、7kg以内に収まる場合は持ち込みがお得です。

ただし、荷物が増えそうな旅行では、最初から預け入れを選んだほうが結果的に安いこともあります。

Q2. 機内持ち込みのサイズオーバーはすぐにバレますか?

A2:はい、かなり高い確率でチェックされます。
搭乗口にサイズ測定ゲージがあり、少しのオーバーでも預け入れに回されるケースが多いです。

特にLCCでは非常に厳しいため、事前確認は必須です。

Q3. 預け入れ荷物は壊れやすいですか?

A3:スーツケース自体は丈夫に作られていますが、外側の傷・スレは避けられません
破損リスクを減らしたい場合は、ハードタイプを選んだり、壊れやすい物を機内に持ち込むのが安心です。

Q4. 液体物は預け入れと機内持ち込み、どちらが良い?

A4:100ml以上の液体は機内に持ち込めないため、預け入れが基本です。
スキンケア類・香水・ヘアケア用品が多い場合は、預けたほうが荷造りもスムーズになります。

Q5. 結局、迷ったときはどう選べばいい?

A5:「旅の長さ」「季節」「買い物予定」の3つで考えるのが最もシンプルです。

● 短期&身軽 → 機内持ち込み
● 長期・冬・荷物多め・お土産予定 → 預け入れ

この3条件を思い出せば、ほとんどの旅で迷いません。