マナーのポイント
1. 混雑する時間帯は避ける
通勤ラッシュや帰宅ラッシュといったピーク時は、キャリーケースの持ち込みは特に迷惑になりがちです。可能であれば、朝の9時半以降や夕方17時前の時間帯など、混雑を避けて移動しましょう。
2. 車内での置き場所に配慮する
・ドア付近を避ける: 乗降の妨げになり、トラブルの原因になるため、できるだけ車両の内側に進みましょう。
・足元に置く: 座席に座れた場合は、膝の上や隣の席ではなく、自分の足元に置きます。立っている場合は、足で挟むようにして固定しましょう。
・通路を塞がない: 通路の真ん中に置くのはNGです。他の乗客の通行を妨げないよう、壁際や車両の端にある広いスペースを利用しましょう。
3. 転倒・接触事故を防ぐ
・バーは短く持つ: 人混みでは、キャリーケースのバー(ハンドル)を短く持ち、自分の体から離しすぎないようにしましょう。バーを長く伸ばした状態で後ろに引くと、後方の人の足にぶつけてしまう可能性があります。
・キャスターをロックする: 電車の揺れでキャリーケースが勝手に動かないよう、キャスターのロック機能を活用しましょう。ロック機能がない場合は、足でしっかりと固定します。
・階段やエスカレーターでは注意: 階段ではキャリーケースの本体ハンドルを持って運びます。エスカレーターでは、絶対に手を離さず、必ず自分の体より前か後ろに置いて転倒や落下を防ぎましょう。