更新日:2026.02.15

スーツケースの素材はどう選ぶ?プロが教える耐久性・重量・価格の正解ガイド

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スーツケース選びで最も大切なのは「素材」です。

適当に選んでしまうと、「重すぎて移動が辛い」「一度の衝撃で割れた」「傷が目立ってショック」といった失敗を招きかねません。

 

現在は定番のポリカーボネートやABSだけでなく、アルミや布製、さらに両方の長所を合わせた「PC+ABS複合素材」など、選択肢が広がっています。

 

本記事では、プロの視点から各素材のメリット・デメリットに加え、重量・価格・表面加工の選び方までを分かりやすく解説します。

あなたの旅に最適な「正解の素材」を一緒に見つけましょう。

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目次

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一、まず知っておきたい、スーツケースに使われる主な素材一覧

スーツケースの素材は、大きく「プラスチック系」「金属系」「繊維系」の3つに分類されます。

それぞれの強みと弱みを見ていきましょう。

1. プラスチック系素材(主流の選択肢)

  • ポリカーボネート(PC)
     メリット: 耐衝撃性が非常に高く、防弾シールドに使われるほど頑丈。軽量で弾力性があるため、衝撃を受けても割れにくい。
     デメリット: 高品質な分、価格が高め。100%ポリカーボネートだとボディが柔らかすぎると感じる人もいる。
  • ABS樹脂
     メリット: 表面が硬くキズがつきにくい。安価に製造できるため、コストパフォーマンスに優れる。
     デメリット: 弾力がないため、極低温下や強い衝撃で「パカッ」と割れることがある。ポリカに比べるとやや重い。
  • PC+ABS樹脂(複合素材) ★New Trip採用
     メリット: ポリカの「割れにくさ」とABSの「硬さ・安さ」をいいとこ取りしたハイブリッド素材。
     デメリット: 配合比率によって品質に差が出やすく、信頼できるメーカー選びが重要。

2. 金属系素材(ステータスと堅牢性)

  • アルミ合金(ジュラルミン)
     メリット: 防犯性が非常に高く、圧倒的な高級感がある。使い込むほどに凹みや傷が「味」になる。
     デメリット: 非常に重い(Sサイズでも4kgを超えることがある)。価格が非常に高く、一度凹むと元に戻せない。

3. ソフト・繊維系素材(機能性と柔軟性)

  • ポリエステル / ナイロン
     メリット: 柔軟なので外ポケットを付けやすく、荷物も多少なら無理やり詰め込める。機内持ち込みでPCをすぐ出すのに便利。
     デメリット: 水濡れや汚れに弱く、刃物で切り裂かれるリスクがあるため、海外旅行(預け入れ)では防犯面に不安が残る。
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二、比較!素材ごとの「重量」と「価格」の損益分岐点

素材選びで最も失敗しやすいのが、「安さ」だけで選んで「重さ」で後悔することです。

ここでは、コストパフォーマンスを正しく判断するための2つの視点を紹介します。

1.「軽さ」は、飛行機の超過料金を節約する投資

特にLCC(格安航空会社)を利用する場合、機内持ち込みは「7kgまで」と厳格に決まっていることが多いです。

  • 重い素材(ABSやアルミ): 本体だけで約3.5〜4kg。中身は3kg程度しか入れられません。
  • 軽い素材(PCやPC+ABS): 本体は約2.5〜2.8kg。中身に4kg以上余裕が生まれます。

わずか1kgの差ですが、お土産を一つ増やせるか、あるいは空港で数千円の超過料金を支払うかの「損益分岐点」になります。「軽い素材を選ぶことは、将来の移動コストを節約すること」と言い換えることができます。

2.【素材別】重量と価格の目安(Sサイズ/機内持ち込みの場合)

素材による「価格の安さ」と「持ち運びの楽さ」のバランスをまとめました。

素材 重量(目安) 価格帯(目安) コスパ評価
ABS樹脂 3.0kg〜 5,000円〜 安さ重視。近場の旅行向け。
PC+ABS混合 2.6kg〜 8,000円〜 最高コスパ。軽さと強さのバランス良。
PC 100% 2.4kg〜 15,000円〜 性能重視。頻繁に旅をするプロ向け。
アルミ合金 4.0kg〜 50,000円〜 ステータス重視。重さは許容が必要。

3.「1回あたりの使用コスト」で考える

「安すぎるABS製」を買って1〜2回の旅行で割れてしまうよりも、「数千円高いPC+ABS製」を5年、10年と使い続ける方が、結果として1旅行あたりのコスト(購入価格 ÷ 旅行回数)は圧倒的に安くなります。

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三、見た目の美しさと寿命を左右する「表面仕上げ」

スーツケースの素材が決まったら、次に注目すべきはボディの「表面仕上げ」です。

加工方法によって、数回使った後の「見た目のくたびれ感」が大きく変わります。

1. 鏡面(グロス)仕上げ

  • 特徴: まるで鏡のようにツヤがあり、発色が鮮やかです。
  • メリット: 高級感があり、空港でも目を引く美しさがあります。ステッカーを貼るのにも適しています。
  • デメリット: 非常に傷がつきやすく、一度ついた擦り傷は目立ちやすいです。指紋などの汚れも付着しやすい傾向があります。

2. マット仕上げ

  • 特徴: ツヤを抑えた、サラリとした質感です。
  • メリット: 落ち着いた高級感があり、ビジネスシーンでも浮きません。鏡面仕上げに比べて指紋が目立ちにくいのが利点です。
  • デメリット: 鋭利なもので引っかくと、跡が残りやすい場合があります。

3. エンボス・シボ加工(★実用性No.1)

  • 特徴: 表面に細かい凹凸(シボ)を施す加工です。
  • メリット: 「傷がついても目立たない」ことが最大の強みです。表面の凸凹が衝撃を分散し、空港での手荒な扱いを受けても美しさを維持しやすいため、New Tripの多くのモデルでも採用されています。
  • デメリット: 鏡面仕上げのような派手な光沢感はありません。
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四、ライフスタイル別・あなたにぴったりの素材選びチャート

素材の特性を理解したところで、あなたの旅のスタイルに最も合う「正解」を選んでみましょう。

1. 【海外旅行・長期滞在】なら「PC」

  • 理由: 空港での手荒な扱い(投げ投げ、積み重ね)に耐える柔軟性が必要です。さらに、お土産で荷物が重くなりがちなため、本体が軽量な「PC」は超過料金対策としても最強の選択です。
  • おすすめの表面加工: エンボス・シボ加工(傷を気にせずガシガシ使えます)。

2. 【国内出張・短期旅行】なら「布製(ソフトタイプ)」

  • 理由: 移動中にPCや書類、折りたたみ傘などを頻繁に出し入れするなら、前面ポケットがある布製が圧倒的に便利です。新幹線の狭い座席でも荷物にアクセスしやすいのが魅力です。
  • おすすめの素材: 高密度ナイロン(撥水性と耐久性が高いもの)。

3. 【機材搬送・絶対に壊したくない荷物】なら「アルミフレーム」

  • 理由: 撮影機材や精密機器などを運ぶ場合、ボディ自体の剛性が高いアルミフレームタイプが安心です。重さはありますが、それ以上の「守備力」を発揮します。
  • おすすめの層: カメラマン、クリエイター、高級感重視のプロフェッショナル。

4. 【予算重視・たまにしか行かない旅行】なら「PC+ABS」

  • 理由: 年に1回程度の国内旅行や、車移動がメインなら、安価なPC+ABS製でも十分に役目を果たします。浮いた予算を現地の食事やホテル代に回すのも賢い旅の形です。
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まとめ

最後に、なぜ私たちNew Tripが多くのモデルで「PC+ABS」を採用しているのか。それは、この素材が「旅のストレスを最も減らせる素材」だと確信しているからです。

  • 壊れないか不安にならない「強さ」
  • 移動を苦にしない「軽さ」
  • 気軽に買い替え・買い足しができる「価格」

この3つのバランスを追求した結果、私たちは独自の配合によるハイブリッド素材に辿り着きました。

素材の特性を知ることは、旅の質を上げること。

あなたの次の旅が、信頼できる「素材」とともに、より軽やかで安心なものになることを願っています。